2月5日

主人の休み土曜日にあわせて予約をとり、前回の矯正前検査の結果と今後の治療計画を聞きに行く。前回とった顔の容貌写真やセファロ、パノラマレントゲンなど資料をもらう。手のひらのレントゲンは撮らなかったし、矯正専門歯科に比べると、検査内容が少なく素人感覚からすると不安を感じる。遺伝的要素の強い反対咬合かと思っていたが、セファロを通してみてみると、上顎の成長劣性による反対咬合との診断。上歯の左二番が乳歯・永久歯ともに先天欠損していることも上顎の小ささに大きく成長しているようだ。


①マウスピース(ムーシールドの予定)を1年を目途に使用する。
②効果がなければ、1年半後くらいに萌出するであろう上6才臼歯が生えた時点で、6才臼歯と前4本にブラケットをつけ、前歯を前に出し、前歯の前後の噛み合わせを矯正する。しかし歯の表面の状態や虫歯など、ブラケットを装着することにより歯の健康が損なわれてしなうような場合は、無理にブラケットをつけない。
③成長観察 上顎の拡大
④必要であれば上顎を前方に引っ張る
⑤二期治療に移行


という説明だった。当初、詳しい検査をするまでは、床矯正を用いて上顎の歯槽骨を広げることになるという話だったのに、床矯正を用いず、四年生くらいの子どもに(ブラケット装着の前歯と6才臼歯が永久歯になっているとはいえ)痛みを伴うワイヤー治療を強いることに抵抗を覚えた。なぜ当初と治療方針が違ってきたかというと、歯型をとってウリの歯列を改めて診てみると、思ったより、側方方向には比較的十分顎の広がりがあること、アーチが小さく、ふっくらしていない(=前方向への歯列の小ささが問題である)床矯正で前方向に歯を押すことは手軽だが、傾斜移動に終わってしまうことが多く、歯根から並行に歯を前に出すことが必要であるからブラケット治療を提案されたらしい。

いくつかの引っかかりがあったものの、主人が了承したので、治療契約書にサインをした。
一期治療として施術料・装置代金27万円。